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民主の東京・豊島区議、税滞納で報酬差し押さえ

 民主党の中田兵衛・東京都豊島区議(43)が、固定資産税などの都税や所得税を長年にわたって滞納し、議員報酬を差し押さえられていたことがわかった。
また中田区議の政治団体が2009年分の政治資金収支報告書を提出していないことも判明した。

 中田区議は参院議員秘書を経て、01年に豊島区選挙区から都議選に立候補したが落選。その後、03年と07年の同区議選でいずれもトップ当選し、現在2期目。

 関係者によると、中田区議は06〜10年度にかけ、親族名義の土地に所有する賃貸マンションにかかる固定資産税や都市計画税、個人事業税を滞納していた。豊島都税事務所が昨年12月10日、議員報酬を差し押さえ、同27日に中田区議の銀行預金口座から102万6000円を取り立てた。

 また区議に初当選した翌年の04〜07年分の所得税計426万100円(加算税含む)も滞納し、豊島税務署が08年8月以降の議員報酬と、同12月に支給予定だった期末手当を差し押さえた。国民健康保険料についても、08〜10年度の計約143万円が11日現在、未納となっている。

 いずれも、税務当局などからの再三の督促や差し押さえの予告があったにもかかわらず、滞納を続けていたという。

 さらに中田区議の政治団体「中田兵衛後援会」が、09年分の政治資金収支報告書を提出していないことも関係者への取材でわかった。同報告書は、政治資金規正法に基づき、政治団体が毎年1〜12月の収支や資産を記し、提出が義務付けられている。

 一連の問題について、中田区議は読売新聞の取材に対し、「ノーコメント」とし、説明しなかった。

 区議会事務局によると、豊島区議の議員報酬は、月額59万8000円。ボーナスにあたる期末手当は年2回で計329万4980円。

2011年1月19日09時59分  読売新聞)

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