米議会の「独走」?普天間移設さらに不透明に米上院軍事委員会のカール・レビン委員長らが米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設計画を見直し、米軍嘉手納基地(同県嘉手納町など)に統合するよう提案したことは、日本側に波紋を広げた。 北沢防衛相は12日、防衛省内で記者団に、「議会人の提言だ。米政府の考え方を注意深く見ていく」と述べた。伴野豊外務副大臣は記者会見で、「政府としては昨年5月の日米合意を確実に実施する方針に変わりはない」と語った。 米議会から今回、移設計画見直しを求める意見が出たのは、オバマ政権と議会で財政赤字削減を進めるため、国防予算にも大胆にメスを入れようという機運が高まっているのを受けたものだ。 アフガニスタンなどでの対テロ戦争の戦費確保のためにも移設計画に見切りをつけるべきだというメッセージを、議会としてオバマ政権に突きつけたわけだ。 レビン氏らは4月下旬に沖縄やグアムを視察し、日本政府高官と会談した結果、現行計画のままでは問題の進展が望めないと判断したとみられる。 (2011年5月12日21時38分 読売新聞)
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