小沢・鳩山氏の影響力拡大へ…海江田氏勝利なら29日投開票の民主党代表選は、1、2位による決選投票にもつれる公算が大きくなっている。 1回目の投票では、海江田万里経済産業相が1位となる見通しだが、過半数を取れるかどうかは微妙な情勢だ。 海江田氏が新代表に就任した場合、新たな「主流派」となる小沢元代表や鳩山前首相の影響力が強まるのは必至で、菅政権の政策は大幅に修正されることが予想される。 特に、民主、自民、公明の3党で合意した民主党政権公約(マニフェスト)の主要政策の撤回は白紙に戻る可能性が高い。実際、海江田氏は28日のNHK番組で、3党合意を見直す考えを示唆した。マニフェスト堅持を主張する元代表に配慮したものとみられるが、党内ではすでに「野党は対決姿勢を強め、ねじれ国会で再び苦しむことになる」との見方が強まっている。 海江田氏は28日、東日本大震災の復興財源を増税で賄うことを念頭に置いた政府の基本方針についても見直しに言及。菅内閣の経産相として所管してきた環太平洋経済連携協定(TPP)への参加ですら、元代表らの意向に配慮し、一転して慎重姿勢を見せている。 決選投票での勝利を基本戦略にすえる前原、野田、鹿野の3氏は、他陣営の票の取り込みが絶対条件となる。新代表になっても、政策面や野党との協力関係のあり方などをめぐり、他陣営の主張に配慮した妥協を余儀なくされそうだ。 たとえば、前原、野田両氏が前向きな自公両党との大連立やマニフェスト見直しについては、鹿野氏が比較的慎重な立場で「野党との大胆な協調路線は難しい」(前原陣営)との見方が出ている。政策面では、TPPや復興増税などをめぐって3氏の立場は分かれており、「首相に就任しても、独自色を発揮しにくくなる」との指摘が出ている。(政治部 小林弘平、東武雄) (2011年8月29日08時27分 読売新聞)
|
今週のPICK UPPR
|
| ▲この画面の上へ |
|
会社案内|
サイトポリシー|
個人情報|
著作権|
リンクポリシー|
お問い合わせ| YOMIURI ONLINE広告ガイド| 新聞広告ガイド| 気流・時事川柳(東京本社版)への投稿| 見出し、記事、写真の無断転載を禁じます Copyright © The Yomiuri Shimbun. |