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松下政経塾出身で初の首相…野田氏

 野田佳彦氏は、昨年6月、菅政権の財務相として初の入閣を果たし、財政再建の旗振り役を務める一方、急激な円高への対応にも追われた。

 「財務省の言いなり」とのレッテルも貼られたが、温厚な人柄と安定感には定評がある。

 松下政経塾の1期生で、同塾出身では初の首相となる。千葉県議を経て、1993年衆院選で日本新党から初当選し、その後、新進党から民主党に移った。2002年の民主党代表選では「若手代表」として挑んだが、鳩山前首相に敗れた。国会対策委員長だった06年には、「偽メール事件」で引責辞任し、脇の甘さも指摘された。今回の代表選では、「怨念の政治を超えなければいけない」と訴え、党内最大勢力の小沢一郎元代表グループとの融和にも配慮を見せた。

 県議を目指した1986年から20年以上、地元・千葉県内で駅頭での朝の街頭演説を続け、演説のうまさは有名だ。幼い頃、浅沼稲次郎・社会党委員長刺殺事件のニュースを見て、「政治家は命がけだ」と親から言われたことをきっかけに、政治家を意識するようになった。

 趣味はプロレスなどの格闘技観戦。自身も柔道二段の腕前。無類の日本酒好きとしても知られる。

2011年8月29日14時56分  読売新聞)

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