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小沢氏、首相らは「歌忘れたカナリア、離党を」

 消費税増税に反対する民主党の小沢一郎元代表が、発信や露出の機会を増やし始めている。

 毎週自らが会長を務める勉強会で講演しているほか、テレビやインターネット番組に積極的に出演するようになった。自分の存在感を高め、消費増税を推進する野田首相や党執行部への圧力を強める狙いがあるとみられる。

 「野田首相にはもう一度、政権交代の時の原点を思い起こしてほしい。消費税の論議が別に悪いと言っているんじゃない。やっぱり、約束した物事の筋道、順序がある」

 元代表は10日夜のBS11の番組でこう語り、首相に増税回避を呼び掛けた。9日のインターネット番組では「歌を忘れたカナリアは、我々ではなく、あの人たち(首相を含む党執行部)だ。忘れた人たちが離党すればいい」と語った。

 党内で「増税に反対して元代表が離党する」との観測が流れていることを念頭に「離党するのは、政権公約を守る自分たちではなく、公約にない増税に固執する執行部だ」(元代表周辺)との考えを示したものだ。

 元代表が「不得意」とされるメディア出演を続けているのは、消費税率引き上げ関連法案の提出時期が近づいてきたことへの危機感からとみられる。ただ、発信の場は自身の主張を論じやすい番組などを選んでいるとの見方が多い。

2012年2月13日08時26分  読売新聞)

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