政権のシナリオ頓挫、一体改革協議入り絶望消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革大綱は、野党の協力を得られないまま、17日にも閣議決定される見通しとなった。 与野党協議を通じて増税を実現するという野田政権のシナリオは頓挫した形で、政府・民主党は戦略の見直しを迫られている。 民主党の輿石幹事長は11日、甲府市内で記者団に、大綱決定が17日にも行われるとの見通しを示す一方、「(17日まで)まだ日がある。与野党協議、協力していただけませんか、と努力していく」と述べ、なお協議の実現に意欲を示した。 政府・民主党は協議実現に向け、10日に野党の求めに応じて将来の最低保障年金の財政試算を発表するなど、譲歩を重ねてきた。 だが、野党は対決姿勢を崩さず、協議入りは絶望的だ。自民党の石原幹事長は11日のテレビ東京の番組で、「政権の正統性が失われている。国民に年金改革、高速道(無料化)、様々な問題ができなかったと謝るか、国民に信を問うかだ」と述べ、衆院解散・総選挙を求める考えを強調した。 (2012年2月13日08時04分 読売新聞)
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