NHK「趣味の園芸」の講師や種苗会社が発行する会員誌や雑誌への連載執筆、講演など、多忙な日々を送っている。東京・六本木のアークガーデンクラブの専任ガーデナーを務め、アークヒルズ内部や周辺の植栽なども手がけている。

園芸家
杉井 明美(すぎい あけみ)さん |
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「最近は、屋上緑化への関心が高まってきて、造園関係からの講演依頼も増えました」
ガーデニングの愛好者はここ数年で急増。新種の花が次々に誕生し、ビール会社など異業種からの種苗事業参入も目立つ。園芸の世界をめぐる動きも激しいが、パソコンを駆使してガーデニングに関する情報をいち早く入手しようとは思わないとか。
「本当に情報が必要なら、自分で本を探すか、園芸店を回ります。機械オンチだし、さまざまな情報の中から何を選択するかを考えると、新聞がもっとも頼りになります」
家でテレビをゆっくり見る時間が取れない分、新聞をじっくり読むのが日課だ。「世の中の動きを知るのは新聞しかないから、私にとっては社会への窓口ですね」と信頼を寄せる。
移動の電車内で目を通す朝刊に比べて、帰宅後に広げる夕刊はリラックスして読めるうえ、生活に密着した記事が多くておもしろいという。昨年から始まった読売新聞夕刊の『いぶにんぐスペシャル』(東京本社版)は、「自分の生活に役立てています」と話す。
「読売新聞は記事内容もレイアウトも、堅苦しくなく、人間臭さというか、記者の息づかいが感じられます。文字の向こう側に人がいる、と実感できますね。物事を難しい言い方で伝えた方が文章らしくなるようですけれど、そんな必要はないと思います。わかりにくいことをわかりにくいまま伝える方が楽なんですよね。わかりやすく伝えるのは難しいことです」
杉井さん自身、書く文章がわかりやすいという評価を受けているだけに、読みやすい文章には敏感で、読売新聞に親近感を持っているそうだ。
「女性というのは、仲間うちの世界から一歩出ると、自分に自信がなくなってしまうことが多い。女性の社会性を刺激したり育ててくれたりするような記事を期待したいですね」
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