
日本テレビ・アナウンサー
斉藤まりあさん |
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朝の情報番組「ザ!情報ツウ」の水〜金曜日の芸能コーナーや、土曜日の午前10時からのインタビュー番組「素顔がイイねっ!」などを担当。持ち前のさわやかな笑顔や、穏やかな語り口で、人気を集めている。
入社6年目の中堅アナとはいえ、いつも悩むのは、あいさつなどに続く出だしの言葉という。そんな仕事柄、世相を知ることのできる新聞は、こまめに目を通す。なかでも参考にしているのは読売新聞朝刊のコラム「編集手帳」。歴史上の人物の言葉などを引用し、前日の事件を結びつけたりする「切り口の発想に驚かされます」と話す。
新聞をよく読むようになったのは大学生のとき。アナウンサーを目ざす就職活動で必要に迫られてのことだったが、「事件の背景などもわかり、面白いことに気づきました」。当時、最も印象に残った記事は、長野県の産婦人科病院で、国内で初めて妻以外の女性から卵子提供を受けて体外受精し、出産したという読売新聞のスクープ。自分自身も「命の大切さを考えるようになった」というこの特ダネは、1998年度の日本新聞協会賞を受賞した。
天気予報のコーナーも担当している立場から、本紙朝刊2面に毎日掲載される俳人・長谷川櫂さんの詩歌コラム「四季」も愛読する。番組の中で季節の移り変わりを短い言葉で的確に伝えたいとき、活用しているという。
家庭では、保育園に通う3歳の息子の子育てに追われる。このため、朝刊のくらし面や、木曜夕刊の「WOMEN」のページなどで、「子ども」「働くお母さん」といった見出しを見つけると、つい見入ってしまう。「働きながら子育てをする女性の記事を読むと、こちらも励まされます」とも。子どもたちも読みやすいよう編集された夕刊の「KODOMO」面もよく読む。そこで紹介されている絵本などを、選んで購入することもあるという。
また、自宅で夫が新聞を広げていると、息子がのぞき込み、消防車など興味のある写真を見つけると、「どうしたの?」と尋ねてくることも。そこから実際に起きた災害の話を聞かせたり、新聞が親子のコミュニケーションのきっかけにもなっているという。
テレビアナウンサーは、言葉づかいも、立ち居振る舞いもそのまま視聴者に映ってしまうという仕事。それだけに、母親としての視点も生かしながら「今の自分を磨くことが大切」と、自分に言い聞かせるように話す。
子育てを通じて、教育問題にも関心が深い。最近、共感を覚えた本は、詩を書かせることで子どもたちの心を開いた小学校教師の体験記。こうした最前線での取り組みを伝えてくれる読売新聞社会面の長期連載「教育ルネサンス」への期待も大きい。
「教育問題とともに、人口減少などの少子化問題についても、発信し続けてほしいですね」
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