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    テントウムシの羽、収納術を解明…衛星に応用も

    • 羽の収納方法を観察するため、表面の硬い羽の代わりに透明な樹脂を移植したナナホシテントウ(東京大の斉藤助教提供)
      羽の収納方法を観察するため、表面の硬い羽の代わりに透明な樹脂を移植したナナホシテントウ(東京大の斉藤助教提供)

     テントウムシが、長く薄い羽をコンパクトに収納する仕組みを解明したと、東京大などの研究グループが発表した。

    • テントウムシの羽の収納方法を解明
      テントウムシの羽の収納方法を解明

     羽の強度を保ちながらたたむ折り方は、人工衛星の太陽電池パネルや飛行ロボットの羽のたたみ方の開発に役立つ可能性があるという。論文が16日、米科学アカデミー紀要電子版に掲載された。

     東大の斉藤一哉助教(宇宙工学)らの研究グループは、「ナナホシテントウ」(体長5~9ミリ)の表面の硬い羽の代わりに、内部が見える透明な樹脂を移植。飛行時に使う薄い羽を収納する様子を詳しく観察した。

     同グループによると、テントウムシの薄い羽には、羽を支え強度を保つ筋が縦方向に走っている。折りたたむ際は、まずその筋と平行方向に折り目が入り、幅が縮まる。その後、筋の部分が緩やかに曲がって全体が三つ折りになり、硬い羽の中に引き込む形で収納していた。

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    2017年05月16日 13時19分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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