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    地方大に国際研究拠点…新素材開発や感染症対策

     文部科学省は来年度から、特定分野で世界レベルの基礎研究を目指す国際拠点を、地方大学を中心に数か所設置する方針を固めた。

     国内トップの大学や研究機関以外に拠点を作ることで、基礎研究を支援し、国際競争力を強化する。

     文科省は2018年春に拠点の公募を始め、秋にも運営を始める。

     文科省は07年、世界最高水準の研究機関づくりを目指す「世界トップレベル研究拠点プログラム」(WPI)を開始。これまでに東京大や京都大、物質・材料研究機構など9機関が拠点として選ばれ、宇宙の起源の解明や、革新的な新材料の開発など大規模研究を展開してきた。

     一方、国内トップ以外の大学や研究機関も、特定の研究分野では世界をリードしている。宇宙探査機や人工衛星の分野では、複数の地方大学が制御装置や画像解析技術を開発。地場産業の養蚕や製糸の伝統を引き継ぎ繊維などの新素材の開発を進めたり、途上国で流行する感染症研究で国際連携を深めたりするなど、独自の特色を打ち出す地方大学もある。

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    2017年07月15日 15時06分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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