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    気象観測用の機器を一堂に、「歴史館」オープン

    • 気象観測機器が展示されている「気象測器歴史館」
      気象観測機器が展示されている「気象測器歴史館」
    • ジェット気流の存在を初めてとらえた「測風経緯儀」
      ジェット気流の存在を初めてとらえた「測風経緯儀」

     明治から現代に至るまでの様々な気象観測用の機器を一堂に集めた「気象測器歴史館」が、つくば市の気象庁気象測器検定試験センター内にオープンした。

     センターは気象研究所と同じ敷地にあり、一室を歴史館に改装した。展示品は温度や湿度、風向風速、日射などの地上観測機器のほか、高層用気象観測機器など100点を超える。

     1939年に当時の中央気象台が国内で初めて開発した「クロノメーター」と呼ばれる正確な時計、ガラス球の下にセットした記録紙に太陽光が残す焦げ跡で日照時間を読み取る「カンベル・ストークス日照計」といった貴重な機器もある。

     気象ロケットや観測気球からの電波を受信する大型アンテナなど、高層気象観測に用いられた機器も多数展示。無線技術のない時代に気球を地上から目視追跡する際に用いられ、1920年代にジェット気流を世界で初めて観測した「測風経緯儀」など、日本の気象観測史を実感できる内容となっている。

     センターの担当者は「観測の歴史を知ることができる貴重な機器を展示したので、見に来てください」と話している。

     開館は平日午前10時~午後4時。見学には事前予約が必要。申し込みはセンター(029・851・4121)。

    2017年08月11日 11時49分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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