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    「カミオカンデ」後継機推進、東大が新研究機構

    • 「次世代ニュートリノ科学連携研究機構」の発足式で看板の除幕をする梶田さん(右端)ら(8日、岐阜県飛騨市で)
      「次世代ニュートリノ科学連携研究機構」の発足式で看板の除幕をする梶田さん(右端)ら(8日、岐阜県飛騨市で)

     ノーベル物理学賞(2015年)で知られる観測装置「スーパーカミオカンデ」の後継機「ハイパーカミオカンデ」計画の推進を目的に、東大は「次世代ニュートリノ科学連携研究機構」を創設し、岐阜県飛騨市神岡町東茂住にある神岡宇宙素粒子研究施設で8日、発足式を行った。

     式典には研究者ら約70人が出席。機構長を務める梶田隆章・東大宇宙線研究所長が「素粒子『ニュートリノ』の研究拠点として世界の中心となることを目指します」とあいさつした後、機構の看板の除幕が行われ、発足を祝った。

     ハイパーカミオカンデ計画は、ニュートリノの質量発見を成し遂げたスーパーカミオカンデの10倍規模の超大型検出器を設置するもので、世界15か国の研究者が参加。地下650メートルに直径74メートル、高さ60メートルの水槽を建設し、2026年の観測開始を目指す。ニュートリノの性質の全容解明のほか、ニュートリノの測定を通じ、超新星爆発の仕組み、星やブラックホール誕生の解明などに挑戦するという。

    2017年11月11日 07時22分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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