速やかな休校が奏功、大阪の流行ピーク越える…感染症研新型インフルエンザが流行した大阪府の学校で、感染者の発見後の速やかな休校措置が感染の拡大を防ぎ、ピークを越えたと見られることが26日、国立感染症研究所による現地調査でわかった。 症状や感染力は季節性インフルエンザと同程度であることも判明、調査チームは「感染者とすれ違ったくらいでは感染する心配はない」という。 今月17日から約1週間、教職員3人を含む計64人(調査時点)が感染した、大阪府内の関西大倉中学・高校を中心に感染者や接触者に聞き取り調査を行った。 感染がいつ始まったかは、不明だったが、感染者の多くは、同じクラス内やスクールバスで感染が広がった可能性が高いことがわかった。さらに関西地方では、同校を含め、流行が収まる傾向にあることから、速やかな休校措置が校内や地域への感染拡大防止に役立ったと見られるという。 感染者の8割以上が発熱やせきを訴えたが重症例はなかった。調査チームの安井良則・感染研主任研究官は「はしかのように一気に感染が広がることはなく、クラスメートや兄弟など近しい関係で感染している。観光旅行で大阪に行ったくらいでは感染しない」と指摘する。 (2009年5月26日21時42分 読売新聞)
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