小児科学会、臓器移植プロジェクトを発足…脳死判定を検証
日本小児科学会(横田俊平会長)は21日、小児の脳死臓器移植について、法的脳死判定などを検証する「子どもの脳死臓器移植プロジェクト委員会」を発足させたと発表した。
委員は、救急医療や循環器の専門を持つ同学会の医師と弁護士、生命倫理の研究者の計10人。法的脳死判定や救急医療体制の検証、臓器を提供した小児患者の家族に対する心のケアの方法などを検討する。
衆院が15歳未満からの臓器提供を可能にする臓器移植法改正案(A案)を可決したことを踏まえ、同委員会では国会の動向を見守りながら1年以内に見解を出す予定だ。
横田会長は「脳死判定の検証なども大切だが、それ以上に小児の脳死症例を一人でも減らすにはどういった医療体制が必要かということも考えていきたい」と話した。
(2009年6月21日23時53分 読売新聞)