新型インフルの変異発見は解析ミス
中国で発見された新型インフルエンザウイルスの増殖能力を高める変異は、遺伝子解析のミスだったことが25日わかった。解析した中国・復旦大のグループがデータを修正した。
新型ウイルスの増殖にかかわる遺伝子のある部分で、遺伝情報が1文字分だけ変化すると、人間の体内で増殖力が高まることが懸念されている。上海市の女性患者から採取した新型ウイルスを、復旦大が解析したところ、この変異があったとされていた。
データ修正を確認した製品評価技術基盤機構の奥田慶一郎・バイオテクノロジー本部長は「変異がなかったことはひと安心。ただ、ウイルスは変化しやすく、今後も注意が必要」と話している。
(2009年6月25日20時49分 読売新聞)