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新型インフル、ワクチン優先順位で意見交換

 厚生労働省は20日、新型インフルエンザのワクチン接種の優先順位などについて、意見交換会を開き、検討を開始した。

 専門家や、重症化が心配される病気の患者団体などが参加した。27日にも会議を開き、政策決定の参考にする。

 専門家らは「重症化や死亡の予防といった目的を明確にしたうえで、接種対象者を決めるべきだ」などと指摘。重症化の報告が多い「持病のある人」「妊婦」「小児や幼児」や、医療従事者への優先接種を求める意見が多かった。高齢者への接種の検討を急ぐべきだとの意見もあった。ぜんそくや難病の子供を持つ患者団体などは、介護する親なども優先するよう要望した。

 政府は、今冬の新型ワクチンの必要量を5300万人分と見積もり、国内生産だけでは足りないため、約2000万人分の輸入方針を打ち出している。輸入の是非や接種順位については、政府新型インフルエンザ対策本部の専門家諮問委員会などで、交換会の意見も踏まえて最終的に議論する見通しだ。

 世界保健機関(WHO)は、妊婦、糖尿病やぜんそくなどの持病がある人、医療従事者への優先接種を勧告している。

2009年8月20日12時21分  読売新聞)
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