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犬に湯治、どんな効能?岡山の温泉で調査へ

 犬たちに温泉の効能は?――。岡山理科大専門学校(岡山市北区)は、2010年度から岡山県真庭市の湯原温泉で、犬の湯治効果を調べる研究を始める。

 同校によると、ペット用の風呂を持つ温泉宿はあるが、効能を実証した研究はないという。

 同校には、動物看護、ドッグトレーニングなどの学科があり、学内で飼育している犬数匹が“協力”。湯船の広さ、深さ、温度、水素イオン指数(pH)などの条件を変えながら、入浴中の行動や呼吸、脈拍、体温、心電図などで体調の変化をみる。唾液(だえき)中の酵素や神経伝達物質ドーパミンの量など、より詳細な測定も検討する。

 同校の奥田宏健・動物系学科部長は「室内で飼われることが増え、生活スタイルが変わって皮膚炎や関節炎など、かつては珍しかった病気になるペットが増えている。人間と同じ効能を期待したい」と話している。

 同校を運営する加計学園は10月末、真庭市との間で、まちづくりや、教育、文化、福祉、温泉の活用など、幅広い分野で連携するための協定を結んだ。その中で、犬の温泉入浴による生理活性効果の調査を行うことで合意した。

 調査に協力する湯原町旅館協同組合に加盟するたねや旅館の多曽田格専務は「湯原温泉は特にアトピーや乾燥肌などに効く美肌の湯。犬もきっと元気になるはず」と期待している。

2009年11月18日14時43分  読売新聞)
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