輸入ワクチン安全確認へ、スイスの会社にも調査団英製薬会社「グラクソ・スミスクライン(GSK)」がカナダで製造した新型インフルエンザワクチンに重い副作用が相次いだ問題で、長妻厚生労働相は24日、すでに調査団派遣を決定しているGSK社に加え、同じく輸入予定のスイス・ノバルティス社製のワクチンについても、安全性を確認する調査団を派遣する方針を表明した。 厚労省は、GSK、ノバルティスの2社とワクチン4950万人分(2回接種)の輸入契約を結んでいる。審査期間を短くする「特例承認」の仕組みを適用し、12月下旬以降に輸入する計画だ。 カナダの衛生当局の調べでは、GSK社のカナダの工場で製造されたワクチンの一部で、急性のアレルギー反応が高率で発生。同社は同じ製造番号のワクチン17万回分の使用中止を複数の州政府に要請した。 一方、ノバルティス社のワクチンは現在、スイスとドイツで承認を受けているが、まだ接種は始まっていない。厚労省は、同社の接種が開始された後、副作用の状況などを確認する調査団をスイスかドイツに派遣する。長妻厚労相は閣議後の記者会見で、「安全第一なので、怠りなきよう情報収集を徹底し、特例承認の参考情報としたい」と話した。 (2009年11月24日13時41分 読売新聞)
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