野生アライグマに虫歯?まん延、原因は不明北海道の支笏洞爺国立公園内に生息する「アライグマ」の間で、虫歯のような症状が広まっていることが、国立公園の維持管理をしている自然公園財団支笏湖支部の調査で分かった。 野生動物は一般的に虫歯にかかりにくいとされ、原因は不明。専門家も首をかしげている。 同財団は、アライグマが特定外来生物に指定された2005年以降、箱ワナを使い、支笏湖周辺で駆除活動を始めた。これまで約130頭を捕獲し、約20頭の頭骨を調べた。 その結果、半数の10頭から奥歯に虫歯のような痕跡が見つかった。臼歯のエナメル質が溶けて虫食い状態になったり、歯が大きく崩れたりしている個体があった。中には上あごと下あごに計6本も虫食い状態の歯のある個体も見つかった。 動物園などで長期飼育している動物やペットは、 歯学博士で、北里大獣医学部准教授の進藤順治さんは「野生動物に、これほど高い割合で虫歯が発生するのは通常なら考えられない。アライグマを取り巻く環境に、何らかの問題が起きている可能性がある」と話している。 (2010年2月23日15時45分 読売新聞)
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