北西30キロ、24時間で年間許容量超す放射線文部科学省は25日、福島第一原子力発電所の北西約30キロの地点で、23日正午過ぎからの約24時間に1437マイクロ・シーベルトの放射線量を観測したと発表した。 年間に自然界や医療行為以外で人が浴びてよいとされる許容量1000マイクロ・シーベルトの1・4倍にあたる。 同原発から北西方向ではこれまでも比較的高い放射線量が観測されているが、政府の原子力安全委員会は25日の記者会見で「風向きや地形の影響で局地的に計測されたと考えられる。全体的に放射線量は減少しており、健康に影響が出る状況ではない」と述べた。24時間積算でのデータ発表は初めて。 一方、同原発の太平洋岸沖合約30キロの8地点で24日に採取した海水からは、1リットルあたり16・9〜59・1ベクレルの放射性ヨウ素131を検出した。3か所で安全基準の同40ベクレルより高いが、前日よりやや低い傾向。放射性セシウム137はいずれも基準値を下回った。 (2011年3月25日19時48分 読売新聞)
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