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福島原発の廃炉作業に最長100年…英科学誌

 【ワシントン=山田哲朗】英科学誌ネイチャー(電子版)の最新版は、東京電力福島第一原子力発電所の廃炉作業に数十〜百年かかるとの見方を紹介する記事を掲載した。

 同誌は、1986年に国際的な尺度でレベル7の大事故を起こしたチェルノブイリ原発では、放射性物質の汚染除去などの作業が、2065年まで続く見通しだと指摘。東芝などが作った10年計画の廃炉工程表に言及し、実現性に疑問を投げかけている。

 57年に火災事故を起こした英セラフィールド核施設では一時、作業を中断したため、放射線量が下がり、計画を練る余裕ができた。同施設の元幹部は同誌に「封印し、百年がかりで」と提言している。

 米スリーマイル島原発の撤去・除染作業にかかわった専門家は、炉ごとにクレーンを備えた建物を作り、炉内作業用ロボットを用意するなどで、準備だけで数か月はかかるとしている。

2011年4月13日18時04分  読売新聞)

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