レンズがくもって…放射線量データ読み取れず
米国製ロボットが撮影した福島第一原発の2号機原子炉建屋1階部分。高い湿度のためレンズがくもり、画像がぼやけている(18日)=東京電力提供
1号機原子炉建屋の1階部分。コンクリ片のようながれきが床に散乱している(17日)=東京電力提供
東京電力は19日、福島第一原子力発電所2号機の原子炉建屋で実施した放射線量の調査で、データが十分取得できなかったことを明らかにした。 調査は18日、遠隔操作ロボット2台を使って行われた。東電社員らが映像を確認しながら、マジックハンドで建屋入り口の扉を開けて進入。放射線量の表示部をカメラで撮影しようとしたが、建屋内の湿度が94〜99%と高く、入り口近くで毎時4・1ミリ・シーベルトを観測した後はレンズがくもり、データを読み取れなくなった。 17日に調査した1、3号機では毎時10〜57ミリ・シーベルトという高い放射線量が検出されており、3号機では建屋内に多数の落下物が散乱していることも確認された。原子炉格納容器の下部にある圧力抑制室が破損している2号機では、建屋奥の放射線量はさらに高い可能性がある。東電は19日、建屋内部の写真を公表し、「2、3号機の建屋内の状態が悪く、このままでは作業に入れない」との見解を示した。 (2011年4月19日12時37分 読売新聞)
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