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小惑星Sudachi承認…若田さんと徳島の子供たち命名宇宙航空研究開発機構(JAXA、東京都)などが昨年9月、徳島県阿南市で開いた子ども向け宇宙イベントで、ゲストの宇宙飛行士・若田光一さんと地元の子どもたちが、小惑星に付けた名前「Sudachi(スダチ)」が、半年たってようやく国際天文学連合(IAU)に認められた。 いったんは「一般的な果実だから認められない」と却下されたが、JAXA側が「スダチは徳島の特産」などと粘り強く再考を求め、実現した。JAXAは「徳島の子どもたちと、宇宙にいる若田さんに吉報を伝えたい」と喜んでいる。 イベントは「宇宙の日」(9月12日)にちなみ、阿南市科学センターで開催された「宇宙の日」ふれあいフェスティバル。毎年恒例の行事で、札幌市在住のアマチュア天文家、渡辺和郎さん(53)が1996年に発見した小惑星に、参加した小学生ら約300人と若田さんが、事前に公募したいくつかの候補から、「Sudachi」の名を選んだ。 命名権を持つ渡辺さんがイベント後、この名をIAUに申請。ところが、IAU命名委員会の一部委員が、「一般的な果物の名を付けるべきではない」などと反対し、却下された。 JAXAによると、同フェスで小惑星に名前を付ける企画は2001年に大阪府吹田市で開かれ、「Takoyaki(たこ焼き)」と名付けたのが始まり。以来、「Shijimi(シジミ)」(02年、松江市開催)など毎年一つずつ、七つの小惑星に地元の子どもらが命名を提案している。 渡辺さんの相談を受けたJAXAが今年2月、IAU側に「なぜ『たこ焼き』が良くて徳島特産の『スダチ』がだめなのか。これでは子ども向けの啓発イベントが成り立たない」と反論する内容のメールを送った。 小惑星「Sudachi」の誕生は、渡辺さんがIAUのホームページを見て確認。直径約5キロで、木星と火星の間にあり、約5年で公転しているという。 渡辺さんは「スダチは小さく丸くて、この小惑星をイメージしやすい名前。徳島の皆さんに徳島を代表する名前を提案してもらったので、何としても付けたかった」と一安心した様子。 渡辺さんと協力してきたJAXAの阪本成一教授は「スダチが徳島の特産品であることと、イベントの趣旨がやっと理解された」と喜んでいる。 (2009年4月12日22時03分 読売新聞)
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