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129億年前の初期宇宙に謎の巨大天体、「ヒミコ」と命名129億年前の初期宇宙にあった謎の巨大天体を日米英の国際研究チームが、ハワイにある日本の「すばる望遠鏡」などを使って観測した。 現在の理論では説明しきれない大きさで、同じく謎のベールに包まれている古代日本の女王にちなみ、「ヒミコ」と名付けられた。 見つかったのは、地球から129億光年離れた場所。137億年とされる宇宙の歴史のなかでは、ごく初期となる誕生後8億年の宇宙だ。 この時代に、現代の銀河に匹敵するほどの大きさの天体があることを観測したのは初めて。空間的な広がりは5万5000光年あり、同時代のほかの天体より10倍以上も大きい。重さは太陽400億個分に相当する。最新の宇宙論では小さな天体が集まって大きくなるとされており、宇宙のごく初期にすでに巨大天体が存在していたことは新たな謎を生む。 ヒミコは水素ガスが雲状に広がる構造で、中心部に巨大なブラックホールがある可能性や、そこで爆発的に星が形成されている可能性などがあるが、正体はわかっていない。研究チームを率いる米カーネギー研究所の大内正己特別研究員は「ヒミコの研究から、初期宇宙の進化の過程に迫りたい」と話している。 (2009年4月23日11時37分 読売新聞)
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