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香川大の衛星KUKAI「基本的に成功」

実験の成果について説明する能見准教授(高松市の香川大工学部で)

 1月に打ち上げられた香川大工学部の超小型人工衛星「KUKAI」について、能見公博准教授(40)が23日、高松市林町の工学部で記者会見し、「基本的には成功したと考えている」と実験の成果を発表した。2月に分離が成功して以降、親機の不調でドッキングは行われなかったが、予定の3か月が経過し、親機、子機とも地球の画像を撮影するなど一定の成果を上げており、今後は実験を続けながらイベントなどに力を入れる。

 KUKAIは、高さ28センチ、16センチ四方の親機と、高さ約半分の子機からなり、2機は直径約0・5ミリの釣り糸でつながっている。計画では、親と子を分離し、親機内蔵のリールで糸を巻き取りドッキングさせ、子機のカメラで親機を撮影する予定だったが、親機と子機を結ぶ釣り糸が数センチから数十センチしか伸びなかったうえ、親機の不調でドッキング実験ができなかったという。

 会見した能見准教授は「データを受信する段階から壁にぶつかったが、学生たちの勉強になった。子どもたちに宇宙に興味を持ってもらいたい」と述べた。

 26日には小学生を招き、工学部内にある通信局を見学してもらう。

2009年4月24日18時52分  読売新聞)
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