若田さんラジオ体操に悪戦苦闘、オーバーヘッドキックは楽々
ISS日本実験棟「きぼう」内で、華麗なオーバーヘッドキックを決める若田さん(宇宙機構の管制モニターから撮影)
無重力状態でラジオ体操はできるか――。国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在している日本人宇宙飛行士、若田光一さん(45)が27日夜、ISSの日本実験棟「きぼう」で、ユニークな実験に挑戦した。
宇宙への興味を高めようと、宇宙航空研究開発機構が全国から募った「おもしろ宇宙実験」の第一弾。若田さんは筑波宇宙センター(茨城県つくば市)と交信しながら、ラジオ体操やバック転、腕立て伏せなどの運動に挑んだ。
実際に音楽を流して行った「ラジオ体操第1」では、体をひねる運動の動きが止まらず、そのまま回転してしまうなど悪戦苦闘した。一方、腕立て伏せは指一本で楽々こなした。ボールを使った運動では、「私でも簡単にできます」と、サッカーのオーバーヘッドキックを決めるなど、無重力状態ならではのユニークな動きを次々と披露した。
おもしろ宇宙実験では、このほか「目薬を差す」「ストローで水鉄砲を吹く」など九つを予定している。
(2009年4月27日20時52分 読売新聞)