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探査機が月の南極に衝突、氷の存在調査【ワシントン=山田哲朗】無人探査機を月にぶつけて氷の存在を確かめようと、米航空宇宙局(NASA)は9日午前7時30分(日本時間午後8時30分)ごろ、探査機「エルクロス」を月の南極付近のクレーター「カベウス」に衝突させた。 月の南極は日光が当たらず氷が残っている可能性が高い。探査機や地上から観測したデータを分析、衝突で舞い上がったちりの中に、熱で生じた水蒸気が混じっているかどうか調べる。 衝突実験は計画どおりに進み、まず打ち上げに使われたロケットの一部、4分後にエルクロス本体(重さ計約2・5トン)が時速9000キロで月面に体当たりした。衝撃でちりは高さ約10キロまで上がり、銃弾を砂に撃ち込んだ時のように月面には直径約20メートル、深さ4メートルの大きな穴が残ったとみられる。 衝突の瞬間は、すばる望遠鏡(米ハワイ島)など全米の天文台や天文ファンが見守った。 (2009年10月9日22時57分 読売新聞)
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