パラリンピック競技紹介

 9月にブラジル・リオデジャネイロでパラリンピックが開催される。最近は、パラリンピックの競技性が高まり、各競技ともスポーツとしての人気が出てきている。日本人選手のレベルアップも進み、世界をリードする選手も出てきた。このサイトでは、オリンピックとルールが違う競技や、パラリンピック独自の競技について紹介する。

パラリンピックの歴史

 パラリンピックの起源は、1948年7月にロンドン郊外のストーク・マンデビル病院で開かれたアーチェリー大会だ。第2次世界大戦で負傷した兵士らを治療していたグットマン博士が、スポーツを通じたリハビリのために企画し、車いすの男女16人が参加した。 その後毎年開催され、競技種目、参加者とも増加し、外国選手も加わり始めた。「五輪の年は、五輪開催地で実施したい」というグットマン博士の呼びかけで、1960年にローマで国際大会が行われ、これが後に第1回パラリンピックと呼ばれる。

 「パラリンピック」とは、下半身まひを意味する英語「パラプレジア」と「オリンピック」を組み合わせた造語だった。「パラリンピック」が正式名称に採用された1985年からは、「パラレル」(もう一つ)のオリンピックの意味で使われている。

ゴールボール、ボッチャなど独自の競技も

 陸上競技や競泳、卓球など五輪と同じ競技では、障害の重さによって「クラス」分けがあり、車いすテニスでは2バウンドの返球が認められるなど独自のルールも設けられている。視覚障害者が競う陸上競技のマラソンやトラック種目では、健常者が務める伴走者との、息の合ったプレーも見どころとなる。

 一方、視覚障害者が音の出るボールを投げ合ってゴール数を競う「ゴールボール」、ターゲットにどれだけボールを近づけられるかを競う「ボッチャ」などパラリンピック固有の競技もある。

 リオ大会では22の競技が行われる。前回ロンドン大会に比べ、トライアスロンとカヌーの2競技が加わり、過去最大の競技数となる。

開催概要

※はリオ大会から追加された競技 競技の内訳(22競技)
基本情報
名称
リオ2016パラリンピック競技大会(第15回夏季大会)(通称:リオパラリンピック)
期間
2016年9月7日(水)開会式~9月18日(日)閉会式(12日間)
開催地
ブラジル・リオデジャネイロ
参加国・地域
160か国以上
参加選手数
約4,350人(うち女子選手1,690名)

YOMIURI ONLINE 読売新聞

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