• ビートルズ来日まで
  • ビートルズ武道館に来る
  • マイ・セットリスト

ビートルズ来日まで

 ビートルズが本格的に活動を開始したのは1962年。その約4年後に日本にやってくるまでの、記録に残るコンサート回数とレコーディング時間をグラフ化した。
グラフへ
 実に1000回以上のコンサートの合間に、2本の映画を撮影し、6枚のアルバムと12枚のシングル盤(いずれもイギリス国内)を発表、さらにテレビやラジオ出演にも引っ張りだこだったというだけに、プロデューサー、ジョージ・マーティンをして「とにかく彼らは忙しすぎたよ」と言わしめたのも無理はない。

 その様相が変わってくるのがアルバム『Rubber Soul』(1965年収録)の頃からだ。ファーストアルバムの収録を約10時間で終えたのに対して、『Rubber Soul』は約110時間。それまではライブやテレビ出演の合間に収録していたのが、『Rubber Soul』以降、レコーディング期間中は楽曲制作に専念するようになった。来日直前に取り組んでいた『Revolver』の収録は、約280時間にも及ぶ。グラフからも、ビートルズがコンサートから楽曲制作へ比重を移していったことが読み取れる。

 日本公演のあと、フィリピン、アメリカを巡ってライブ活動は停止する。その後の4年間で5枚のアルバムをレコーディング。そしてたった1度のライブ演奏を披露し、ビートルズは解散へ向かう。

第2章 ビートルズ 武道館に来る
(C) The Yomiuri Shimbun.