「本戦では必ず金メダルを」と上原、星野ジャパン帰国会見北京五輪予選を兼ねた「アサヒスーパードライチャレンジ アジア野球選手権2007」(読売新聞社協賛)で優勝し、五輪出場権を獲得して4日に凱旋帰国、記者会見に臨んだ日本代表の星野監督は、成瀬以下4投手で競り勝った韓国戦については、「日本の誇る投手力を見せつけることが出来た」と選手をたたえ、胸を張った。 成田空港では約400人のファンの出迎えた。最初の関門を突破した星野監督は、「うれしいと言うより、ほっとしたと言うのが正直なところ」と、安堵(あんど)感を語り、五輪本番へ気持ちを引き締めた。一時は逆転を許しながらも、大量点のきっかけとなった台湾戦の同点スクイズについては、「無死満塁からのスクイズは、セオリーからして、どうかとは思うが、サブローがうまくスクイズし、サードランナーもいいスタートを切ってくれた」と振り返った。 走塁や守備コーチの役割も果たした宮本主将(ヤクルト)は「勝って当たり前というプレッシャーを何とか切り抜け、五輪切符を取ることが出来た」と振り返った。韓国、台湾戦を締めくくった投手主将の上原(巨人)は「14人(の候補)がいた投手陣は、5人が外れ、複雑な気持ちだったが全員で戦う意識だった」と総力戦の勝利を強調。「本戦では必ず金メダルを取りたい」と決意を示した。 13打数10安打で大会MVPに輝いた阿部(巨人)は開口一番、「しんどかった」と一言。MVP選出には「僕を選んでくれた監督と、合宿から特打につきあってくれた裏方さんのおかげ」と感謝した。4番の新井(広島)も、「口ではどう表現していいか分からなかった」と重圧を表しながらも、「目の前の試合に勝ちたいという気持ちが好結果につながった」と、最後まで集中力を切らさなかったことを誇った。 台湾戦に先発して勝利投手になったダルビッシュ(日本ハム)は「予選突破くらいで(五輪の)実感はないが、これだけ迎えてくれたので、頑張って良かったと思う」と振り返った。今年はパ・リーグのMVPも獲得する充実したシーズンで、「今は1分1秒でも早く奥さんに会いたい」と新妻の元へ向かった。 (2007年12月4日22時9分 読売新聞)
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