中国の国内リーグ(CBL)は2002年、北京五輪に向けて野球の競技力を向上させるため、設立された。今年は北京、天津、広東、上海に加えて、四川と中国の2球団が新規参入。6球団で4月から7月まで行われた。レギュラーシーズンは北京が首位。2位の天津と中国シリーズを戦い、北京が3連覇を達成した。だが、リーグ全体が北京五輪に向けた強化途中であることから、アジアシリーズには選抜チームでのぞむ。
中国代表メンバーを中心に、国内リーグ6球団から有望選手を選抜した。今年の中国代表は5月のアジア選手権(宮崎)、7〜8月の日本遠征、9月のワールドカップ(オランダ)で計24試合を戦い、6勝16敗2分け。米大リーグのマリナーズ、カブス、ブルワーズの監督を歴任したジム・ラフィーバー氏が率いる。米国流の豪快な打撃と機動力野球が特徴。投手は3〜4人による継投が主となる。
台湾プロ野球(CPBL)は1990年に4チームでスタート。チーム数は次第に増え、一時は2リーグ11チーム体制だったが、人口、面積などを考慮して2003年から6チームの1リーグ体制となった。王座を決定する台湾シリーズに加え、今年からプレーオフを導入した。台湾シリーズ(7回戦制)では、後期優勝の興農が、前期優勝の誠泰コブラスを4連勝で下し、2年連続2度目の優勝を決めた。
兄弟エレファンツ(象)と並ぶ台湾プロ野球の人気チーム。農業メーカーの興農が所有。オーナーは楊天發氏。投手陣は3人の外国人選手が中心。打線は4番張泰山と5番黄忠義が柱となる。前期は首位と同率で1試合のプレーオフの末に2位。後期は優勝。台湾シリーズで前期覇者の誠泰コブラスに4連勝して、2年連続2度目の優勝を果たした。
韓国プロ野球(KBO)は1982年に6球団で発足。91年から8球団。99、2000年に2リーグ制が採用されたが、01年から現行の1リーグ制となった。今季はサムスン、斗山、SK、ハンファ、ロッテ、LG、現代、起亜の8球団が各126試合を戦った。レギュラーシーズン1位のサムスンと、プレーオフ勝者の斗山が対戦した韓国シリーズで、サムスンは初戦からの4連勝で3年ぶり3度目の韓国王者となった。
家電、電子製品を主力とする財閥・サムスンが親会社。1982年発足。本拠地は大邱。今季、金応龍(キムウンヨン)前監督の勇退に伴い、ヘッドコーチから宣銅烈監督が昇格した。大型補強で開幕前から優勝候補筆頭に挙げられ、レギュラーシーズンは2位斗山に2.5ゲーム差の1位に。韓国シリーズは4連勝で3年ぶり3度目の韓国王者に輝いた。ロッテ・李承■(イスンヨプ)の古巣(ヨプは、「火」ヘンに「華」)。
セントラル・リーグ(セ・リーグ)と、パシフィック・リーグ(パ・リーグ)の2リーグがあり、6チームずつで構成される。セ・リーグは年間勝率で優勝を決定。パ・リーグは年間勝率で3位までのチームが2回のプレーオフで対戦、優勝を決める。日本シリーズではセ・リーグの阪神と、パ・リーグのロッテが対戦、ロッテが初戦からの4連勝で31年ぶりの日本一に輝いた。
1949年、毎日オリオンズとして発足。翌年、パ・リーグの初代王者となり、初の日本シリーズも制した。その後、大毎、東京と球団名を変え、69年からロッテ。92年、本拠地が千葉マリンスタジアムに移った際、現球団名に改称した。金田正一監督時代の74年に日本シリーズで中日を破って日本一。95年にはボビー・バレンタイン監督が就任、2位となったが、1年限りで退任。2004年、バレンタイン監督が復帰し、2年目の今季、31年ぶりのリーグ優勝、日本一を果たした。