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【アジア王座へ 代表チームの素顔】(4)「もう一つの優勝も目前」・・・日本・ロッテ


「もう一つの優勝に向け、万全の調整を進めたい」とバレンタイン監督

 アジアシリーズの初代日本代表は、31年ぶりに日本一に輝いたロッテ。4か国・地域の代表を紹介する締めくくりとして、バレンタイン監督に大会への意気込みなどを聞いた。(聞き手・軍地哲雄)

 ――アジアシリーズ開催の意義をどう考えるか

 「4か国・地域の球界のリーダーが、それぞれの将来と野球ファンのことを考えている表れだろう。今回の最大の目的は、アジアの国々で野球というものを、より多く露出させて認知してもらうことだと考える」

 ――監督は開幕前から「アジアシリーズに行こう」と呼びかけていた

 「ロッテは、韓国にも球団を持ち、野球を世界に広げようとしてきた組織。最初の大会なので、ぜひ、ロッテが、かかわりたいと思っていた。最初の代表になれたのは素晴らしいことだ。交流戦で優勝し、パ・リーグと日本シリーズにも優勝できたが、今、もうひとつの優勝も目の前にある。万全の調整を進めたい」

 ――初代王者の本命と見られるが、重圧は?

 「東京ドームでは経験があるし、地元開催ということでファンも応援してくれるだろう。重圧は我々ではなく、相手にかかるのではないか」

 ――他の3代表に対する印象は?

 「まだ情報を得ていないので、今の時点で印象というものはまったくない」

 ――厳しい戦いが続いたが、現状で選手のコンディションをどう見るか

 「いい動きを見せてくれている。状態はいい。日本シリーズの後、しばらく休んだので、疲れもとれているだろう」

 ――福浦、セラフィニら故障者がいるが……

 「今年は選手を入れ替えながら戦ってきた。今回も、その通りにできると思うし、シーズン中と変わらないエキサイティングな野球をお見せできると思う」

 ――もちろん、アジアナンバーワンを狙う?

 「今回はあまりにも試合数が少なく、1試合ずつ戦ってチャンピオンと言えるかどうか定かではないし、何が起こるか分からない。しかし、アジア及び世界の真のチャンピオンを決めるための第一歩だ。大切なのは、4か国・地域のリーグが合同で一つの大会を作り上げようとしている点。これが、将来、他のリーグを含めたより大きな大会に発展することを期待している」(おわり)

2005年11月7日  読売新聞)
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