クラブW杯に向け浦和会見、オジェック監督「全力尽くす」サッカーの6大陸クラブ王者が集い、世界一を目指す「トヨタ・クラブワールドカップ(W杯)」(7日開幕)に、日本のクラブとして初めて出場する浦和の記者会見が5日、都内で行われた。 J1リーグ最終節で鹿島に逆転優勝を許したショックは残っており、攻撃の中心を担うMFポンテが右ひざのけがで出場できなくなったほか、FW田中達も両足の状態が思わしくなく、出場が微妙な状態。連戦を戦ってきた後遺症も心配されるが、オジェック監督は「熱意のこもった練習が出来ている」と強調。監督から「重要な選手」と大会のキーマンに指名された小野も、「クラブW杯でいい成績が収められれば、(リーグ戦の悔しさを)忘れられる」と力を込めていた。 セパハン(イラン)―ワイタケレ・ユナイテッド(ニュージーランド)戦の勝者とぶつかる初戦(10日・豊田スタジアム)を突破すれば、欧州王者のACミラン(イタリア)と対戦する準決勝が待っている。オジェック監督は「ACミランと戦えるように全力を尽くす」。大きな期待を背負って、浦和が大舞台に立つ。 9日に対戦する北中米カリブ海代表のパチューカ(メキシコ)と、アフリカ代表のエトワール・サヘル(チュニジア)も、都内のホテルで別々に会見した。 パチューカのメサ監督は「我々はクラブW杯に参加するにふさわしいチームと自負している。出るからには最高のポジションを目指したい」と抱負を語り、エトワール・サヘルについては「スピードがあって、攻撃的なチーム。手ごわいと思う」と警戒を強めた。コロンビア代表で、主将のGKカレロは「重要な大会に参加できてうれしい。パチューカがどういうチームか、世界に知らしめたい」と活躍を誓った。カレロは左腕の故障で出場が危ぶまれていたが、「100%完治した」と語り、不安がないことを強調した。 対するエトワール・サヘルのフランス人指揮官、マルシャン監督は、代表決定が11月と遅かったことについて聞かれ、「逆に勢いに乗っている。そう言う意味では、どのチームよりも準備ができている」と準備不足を否定。「パチューカが良いチームということは知っているが、アフリカサッカーも急速に発展している。特にチュニジアは、アフリカの中でも大いに力をつけてきている」と自信を見せた。 (2007年12月5日22時34分 読売新聞)
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