キムチ没収、抗議の職員拘束…規制厳しい選手村【ドーハ=竹内誠一郎】選手村での厳しい「飲食品持ち込み規制」が波紋を呼んでいる。韓国選手団が“ソウルフード”というべきキムチを没収され、抗議した韓国オリンピック委員会(KOC)の職員2人が警察に一時拘束される騒ぎとなった。 聯合ニュースなどによると、24日に入村した選手の一部が、キムチのほか、カップ麺、ノリなどを没収されたという。五輪やアジア大会などでは従来も、選手村への飲食物の持ち込みは原則として規制しているが、韓国人にとってのキムチ、日本人にとっての米などの特に必要とされる食品は、黙認されてきた。しかしドーハでは、台湾、タイのほか、日本選手団でも米などを没収されたケースが数件出ており、日本選手団の担当者は「今回はちょっと厳しい」と嘆いている。 一方で、選手村の食堂では、キムチを含めた各国の料理が提供されており、選手村のアルクレイフィ村長は28日、「口に合わないものもあるだろうが、おおむね好評を得ていると思う。持ち込み禁止については事前に、各国・地域のオリンピック委員会に伝えている」と語った。しかし、韓国人は、どの国に行っても「自家製」を持ち込むほどキムチへのこだわりは強く、KOCは「持ち込みの徹底規制が、韓国選手団の成績にも影響しかねない」としている。 (2006年11月28日21時5分 読売新聞)
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