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高橋大輔に聞く コーチ交代「決断しんどかった」

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今季の意気込みを語る高橋(15日、大阪府高槻市で)=里見研撮影

 バンクーバー五輪でメダルを狙う高橋大輔が、読売新聞の単独インタビューに応じ、今シーズン前に決断したコーチ変更や、五輪への思いについて語った。(聞き手・宮崎薫)

――3年間師事したモロゾフコーチから離れてのシーズン

 「決断するまでは、しんどかったです。周りは『あなたが決めることだから』って、僕に任せるわけですよ。初めてくらい(の大きな決断)だった。あと1年遅れてたら離れなかったと思いますし。あと2年、と考えての決断です」

――「卒業」という感じ?

 「そう言われてみるとそうかな。本当に色々なことを教えてもらった」

――(新たにモロゾフ氏に師事した)織田選手に、わだかまりはない?

 「はい、それは全然。周囲に『対決ですが』みたいに聞かれると、そう言わなきゃいけないかな、って答えますけど」

――振付師も代えた

 「フリーは2曲用意していて、そのうち1曲は今までやったことのないような振り付けで。ちょっと恥ずかしい部分もあります。自分は『あんまり崩さないスケーター』のイメージだと思うので、どれだけ自分の殻を破れるかが勝負かな。『こういうのも出来るんだ』ってびっくりしてほしい」

――昨季は世界選手権4位に終わった

 「(2位だった2007年の)東京の世界選手権が終わってから、すぐにずっと次のことを考えて考えて、一番最後に疲れちゃったかな。それから、四大陸選手権で歴代世界最高得点で優勝して、その後、気を緩めてしまったというか。今年はこれで十分だ、みたいな気持ちが少しでもあったのかもしれませんね」

――今季は五輪のプレシーズンになる

 「今季と来季で1シーズンと考えて、メダルを取るための体制をゆっくりじっくり作っていきたい。来季を考えて、力をためながらやっていきたい」

――これまでで、一番会心の演技は

 「一番、気持ちが良かった試合は『オペラ座の怪人』を滑って2連覇を達成した06年の全日本選手権。ストレートラインステップに入る前に、急に力がみなぎってきた。『あれ、俺今まで何分滑ってたんだっけ』みたいな。何だ、この気持ち良さっていう。ガッツポーズとか、あんまりしないですけど、出ちゃった」

――バンクーバーの後のことは考える?

 「とりあえずバンクーバーですね。終わったら何かしら見えてくるかなと思いますけど。コーチ? 向いてないでしょう。アイスショー? 体の限界が来たら滑りたくないしな。見えっぱりなんで」

2008年10月18日  読売新聞)
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