安藤「ファイナルで悔しさ晴らす」NHK杯初優勝を飾り、グランプリ(GP)ファイナル出場も決めた安藤美姫(トヨタ自動車)が一夜明けた8日、記者会見を行い、改めて「自分自身、納得のいかない試合になってしまってすごく悔しい」と振り返った。 その中でも、ファンからの「優勝は優勝」という言葉に救われたといい、ファイナルに向けては「悔いの残った演技を、吹き飛ばせるような演技をしたい」と抱負を述べた。 男子で4位に終わった高橋大輔(関大大学院)は、復帰後初のGPシリーズを終え、「かなりの緊張感で、終わった後の精神的な疲れがあった」。GPシリーズ最終戦のスケートカナダにファイナル進出をかけることになるが、「考えすぎずに、試合ごとに(調子を)上げていければいい」と強調した。 女子で4位だった中野友加里(プリンスホテル)は、「(五輪出場をかける)全日本選手権まで無駄のない練習をしたい」、男子で7位に終わった小塚崇彦(トヨタ自動車)は「4回転ジャンプの(ミスの)後、失敗したのは精神的な課題」と話した。 ◇ 8日は、上位選手らによるエキシビションも行われた。一番最後に登場した安藤は、スパイダーをイメージした紫と黒の衣装を身にまとい、妖艶な舞を披露。3回転ジャンプも鮮やかに決めた。アンコールでは、フリーの「クレオパトラ」の終盤のステップも再現し、会場を沸かせた。 そのほか高橋、小塚、中野らも、リラックスした表情で本番とは違った雰囲気の滑りを見せた。 (2009年11月9日 読売新聞)
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