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リード姉弟、アイスダンス順調スタート

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NHK杯で、和風の演技を披露したリード姉弟

 フィギュアスケートの日本代表としてバンクーバー五輪出場を目指すアイスダンスの姉弟ペア、キャシー・リード、クリス・リード組が五輪シーズンの順調なスタートを切った。

 8日まで行われたNHK杯。「天使と悪魔」をテーマにしたフリーで、新境地を見せた。「ボス的な私(キャシー)と従順な弟(クリス)の性格を反映して」、22歳の姉が黒の衣装で悪魔に、20歳の弟が白の衣装で天使を演じた。昨季までは、右ひざの半月板の手術などで万全の状態でなかったクリスも体調を回復。安定感のあるリフト、役柄になり切った表現力など、進化した姿を見せた。

 一転、オリジナルダンスでは、浴衣風の衣装に扇子を使い、アイスダンスでは異色の純和風の演技に挑戦。夏場に日本舞踊の指導を受け、手の動きや顔の角度、目線までを研究した成果をぶつけ、今季初戦のNHK杯の総合順位で7位に食い込んだ。

 父親が米国人、母親が日本人で、22歳になるまでは二重国籍を持つ2人。今春キャシーがその年齢に達し、日本代表として活動を続けるため、日本国籍を選択した。片言だった日本語も上達し、「私はもともと日本人。日本代表としていい滑りをしたい」と言い切る。五輪に向けた、強い意志をにじませた。(宮崎薫)

2009年11月17日  読売新聞)
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