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星稜苦い大勝、5点リードの後で拙攻連発

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1回星稜無死満塁、高木が左前に先制適時打を放つ

 星陵7─0鹿西(第88回全国高校野球地方大会=石川・20日)―─得点差だけなら星稜は快勝に違いない。しかし、北川監督が思わず、「下手な試合をした」とこぼした。

 一回に4番高木の先制適時打など、3安打に2四死球と敵失を絡め、一挙5点を奪う速攻を見せた。ところが、6点目を狙ったスクイズを失敗。嫌な流れを作ってしまい、その後は毎回のように好機をつぶした。

 二回無死一塁で、2番の主将斉田のバントが飛球になって併殺。三回は一死満塁から8番橋本が併殺打に倒れた。二回以降、七回までに6四死球をもらったが、送りバントを3度失敗するなど突き放せなかった。

 春夏通算25度の甲子園出場を誇る強豪も夏の甲子園は1998年を最後に、遠ざかる。名将、山下前監督(現総監督)も昨夏限りで一線を退いた。新監督になって初めての「夏」。ナインはつなぐ意識とチーム打撃を徹底して取り組んできたはずだった。

 斉田は「5点取って、逆に攻めが雑になった。この経験を次につなげることが大事」と言い、北川監督は「帰って早速練習です」。“失敗”を糧に出来るかが、8年ぶりの夏に向けたカギになる。(藤田真則)

2006年7月20日22時1分  読売新聞)
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