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    スキージャンプ

    小林潤志郎(こばやし・じゅんしろう)

    プロフィル

    • 伊藤杯大倉山サマージャンプ大会で表彰台に立った小林潤志郎(2017年11月4日、札幌市で)=上甲鉄撮影
      伊藤杯大倉山サマージャンプ大会で表彰台に立った小林潤志郎(2017年11月4日、札幌市で)=上甲鉄撮影

     1991年6月11日、岩手県八幡平市出身。幼少からクロスカントリースキーに親しんだ。小学5年からジャンプも始め、ジュニア時代は複合競技で実績を積んだ。東海大入学後にジャンプ専門となり、2011年からワールドカップ(W杯)に参戦。昨季までは13位が最高順位だったが、今年11月の開幕戦で衝撃の初優勝を飾った。4人全員がジャンプ選手という小林きょうだいの長男。雪印メグミルク所属。1メートル68、55キロ。

    スキーW杯 日本 飛躍3位 2季ぶり表彰台(2017年11月25日)

     ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)は25日、フィンランドのルカで行われ、ジャンプ男子の団体第2戦(HS142メートル、K点120メートル)では、竹内、小林陵侑(土屋ホーム)、葛西紀明(同)、小林潤の順に飛んだ日本は合計1108・2点で3位に入り、2季ぶりの表彰台。ノルウェーが開幕2連勝。

    小林潤効果

    • W杯のジャンプ男子団体第1戦で3位に入った日本。左から、小林潤志郎、葛西紀明、小林陵侑、竹内択(2017年11月25日、フィンランド・ルカで)=若杉和希撮影
      W杯のジャンプ男子団体第1戦で3位に入った日本。左から、小林潤志郎、葛西紀明、小林陵侑、竹内択(2017年11月25日、フィンランド・ルカで)=若杉和希撮影

     ジャンプ男子の団体第2戦。日本が開幕戦の5位を上回る3位に入り、表彰台で4人の笑顔がはじけた。

     1回目。竹内と小林陵がそれぞれ1、2番手の中で3番目の好飛躍を披露し、勢いをつけた。葛西、小林潤も続き、3位で折り返すと、2回目も竹内と小林陵で一時2位に押し上げた。最後は小林潤がドイツに抜かれて3位で終えたが、2季ぶりの表彰台を確保した。

     右肩の負傷で主軸の伊東大貴(雪印メグミルク)が離脱中。それでも小林潤が個人開幕戦で優勝したことでチームに活気が出てきた。「みんな潤志郎には負けたくない気持ちを持ってやっている」と葛西は言う。

     優勝候補のポーランドの1番手が1回目にスーツの規定違反で失格となる波乱もあり、日本にとっては運もあった。

     横川朝治ヘッドコーチは、「うち、ちゃっかりチームなので、ひょこっと入ればいい感じじゃないですかね」とおどけたが、巡ってきたチャンスをものにできたのは地力が上がってきたから。日本チームがいい波に乗り始めた。(ルカ 増田剛士)

    小林潤 W杯初V ジャンプ男子(2017年11月19日)

     ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は19日、ポーランドのビスワで個人第1戦(HS134メートル、K点120メートル)が行われ、1回目に124メートルで2位につけた小林潤志郎(雪印メグミルク)が2回目に126メートル50を飛び、合計260・5点で初優勝を飾った。日本男子のW杯優勝は2014年11月、フィンランド・ルカでの葛西紀明(土屋ホーム)以来で、通算13人目。弟の小林陵侑(土屋ホーム)は26位、伊東大貴(雪印メグミルク)は29位。葛西は31位で、上位30人による2回目に進めなかった。

    いきなり離れ業

    • W杯初優勝を飾った小林潤志郎の1回目のジャンプ(2017年11月19日、ポーランド・ビスワで)=増田剛士撮影
      W杯初優勝を飾った小林潤志郎の1回目のジャンプ(2017年11月19日、ポーランド・ビスワで)=増田剛士撮影

     W杯初参戦の2011年11月から6年。過去62戦で13位が最高だった小林潤が、初の五輪出場を目指す平昌(ピョンチャン)大会のシーズン開幕戦で、いきなり初優勝の離れ業をやってのけた。

     予選を3位で通過し、アンカーを務めた団体戦でも好ジャンプをそろえた。「自分の100%を出せるようにやるだけ」と迎えた個人開幕戦。1回目で首位と1・3点差の2位につけた。迎えた2回目もK点を大きく越える126メートル50を飛び、着地後にガッツポーズを作った。

     社会人4年目の26歳。幼い頃から地元・岩手で距離スキーに親しんだが、所属先の雪印メグミルクで指導を受ける原田雅彦監督の活躍をテレビで見て憧れ、小学5年からジャンプにも取り組んだ。

     10年世界ジュニア選手権の複合で優勝の実績もあるが、東海大入学後にジャンプ専門に。W杯代表メンバーに定着できずにきたが、踏み切りで上半身が力む癖を修正し、持ち味の空中の伸びに磨きをかけてきた。

     弟の陵侑も含め、きょうだい4人全員がジャンプ選手。この一戦で、小林家の長男の知名度は一気に高まったに違いない。(ビスワ 増田剛士)

     小林潤「とても幸せな気持ちです。感触が良く、いいジャンプができた」

    ジャンプ・全日本選手権 男子は小林潤圧勝(2017年11月3日)

    • 全日本選手権のNHを制した小林潤志郎(2017年11月3日、札幌市宮の森ジャンプ競技場で)=上甲鉄撮影
      全日本選手権のNHを制した小林潤志郎(2017年11月3日、札幌市宮の森ジャンプ競技場で)=上甲鉄撮影

     スキージャンプ・全日本選手権ノーマルヒル(NH)(3日・札幌市宮の森ジャンプ競技場=HS100メートル、K点90メートル)――氷の助走路で冬シーズン開幕戦として行われた。男子は、小林潤志郎(雪印メグミルク)が1回目に最長不倒の98メートル、2回目に97メートル50を飛び、合計252・0点で初優勝した。2位は弟の小林陵侑(土屋ホーム)。葛西紀明(同)は6位だった。

    2017年11月27日 20時30分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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