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    照ノ富士・逸ノ城の秘話も…相撲部監督が初著書

    • 著書を手に、「指導者次第で子どもは変わることを伝えたい」と語る石浦さん(鳥取市で)
      著書を手に、「指導者次第で子どもは変わることを伝えたい」と語る石浦さん(鳥取市で)

     鳥取城北高(鳥取市)の校長で相撲部総監督の石浦外喜義さん(55)が、初の著書「弱くても勝てる 強くても負ける」(幻冬舎)を出版した。

     同高を全国屈指の強豪校に育て上げた指導論などをまとめ、「経験から得た教訓を詰め込んだ。スポーツ指導者だけでなく、企業の管理職の方々にも読んでほしい」と語る。

     石浦さんは石川県出身。1986年に同高相撲部監督に着任し88年に初出場した高校総体では団体3位に導いた。2011年には高校総体、国体など六つの全国大会で個人・団体の2冠を達成。モンゴル出身の大関・照ノ富士関や幕内の逸ノ城関、自身の長男・石浦関らを角界に輩出してきた。

     著書では、そうした躍進の陰に、苦しくても自らを常に追い込む「うそのない稽古」があったと解説。〈試合で勝てるかどうかは、稽古場でどれだけ自分を追い込めるかで決まる〉とつづっている。

     また、石浦関が角界入りした際、反対する周囲を説得して回った逸話や、明るくリーダーシップがあった照ノ富士関、おとなしくのんびりした性格の逸ノ城関らの秘話なども紹介している。

     石浦さんは「誰もが初めから強いわけではない。指導者として、諦めず努力することの大切さを伝えたい」と話している。

     B6変型判200ページで、1100円(税別)。全国の主要書店で販売している。

    2017年05月20日 10時22分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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