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「優勝したかった」早大・斎藤佑、8回無失点の好投実らず

8回無失点の好投を見せた早大先発の斎藤佑樹

 明治神宮大会(18日)──早大にとって、あっけない幕切れだった。

 0―0で迎えた延長十回、マウンドには、先発の斎藤佑の後を継いだ大石(2年・福岡大大濠)。東北福祉大の高橋(3年・埼玉栄)が打ち上げたフライを、遊撃手が落球し、二塁打に。暴投で無死三塁。一死後、舟田(3年・聖光学院)にスクイズを決められた。

 8回無失点の好投も実らなかった斎藤佑だが、中1日の連投でも、安定感は相変わらず。直球も変化球も、制球がさえ、七回まで三塁を踏ませない。走者を出した四回と七回は、いずれも巧みなけん制で走者を刺す余裕があった。

 八回一死一、三塁のピンチでは、後続を変化球で空振り三振に仕留め、2アウト。次打者には、直球を3球続ける力勝負を挑んで内野ゴロに打ち取り、無失点で切り抜け、試合後は「直球は走っていたし、自分の投球は良かった」と納得の表情を見せた。

 今春は、リーグ戦で3勝2敗と伸び悩んだが、秋は7勝。今季を振り返り、「いろいろと成長できた」と充実感を漂わせた。

 悲願の大会初優勝はお預け。「優勝したかった。来年はもっとフル回転したい」。充実感と、悔しさとをにじませ、斎藤佑の大学2年目のシーズンが終わった。(永井順子)

2008年11月18日22時01分  読売新聞)

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