豪華な救援陣好調、涌井・渡辺俊・内海・杉内・田中…
【スコッツデール(米アリゾナ州)=山脇幸二】WBC日本代表は11日(日本時間12日)、米大リーグ、ジャイアンツと練習試合を行い、6―4で逆転勝ちした。
投手陣では3番手・涌井以降の救援陣が無失点に抑え、流れを引き寄せた。2番手の内海が2失点を喫したが、東京ラウンドから通して救援投手の失点はこれが初めてで、好調さが際立っている。
涌井は味方が2点差に追い上げた五回に登板。六回に1安打を許したが、併殺で切り抜け、2回を6人で片づけた。「カーブが通用したし、シュートも打ち損じてくれた。外国人はリーチが長いので、(内角の)シュートが生きた」と手応えをつかんだ。
与田投手コーチによると、この日の投手陣の課題が、まさに「アジア人と違って腕の長い米国の打者に対し、左右高低にしっかり投げ分けること」だった。カーブで緩急の差をつけ、シュートとチェンジアップで内外角に散らした涌井の投球は、お手本と言ってよい出来だった。
今回の日本代表には、涌井以外にも渡辺俊、内海、杉内、田中、岩田、小松と、所属チームで先発を務めながら救援に回っている投手が多い。ブルペン担当の与田コーチは「その日最初の投球練習で球数を抑えめにするなど、調整を工夫してもらっている。みんなだいぶ慣れてきたようだ」と話す。急造救援陣が2次ラウンド突破のカギを握る。
(2009年3月12日22時23分 読売新聞)