WBC2次ラウンド15日開幕…キューバ戦、日本守備がカギ【サンディエゴ(米カリフォルニア州)=山脇幸二】ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は14日(日本時間15日)から2次ラウンドが始まり、2組(マイアミ)1回戦のオランダ(D組2位)―ベネズエラ(C組1位)、米国(C組2位)―プエルトリコ(D組1位)の2試合が行われる。15日(同16日)には1組(サンディエゴ)1回戦のキューバ(B組1位)―日本(A組2位)、韓国(A組1位)―メキシコ(B組2位)が行われる。各組の戦いを展望した。 ◆1組◆ B組で安定した戦いを見せたキューバを中心とした展開となりそう。日本との1回戦は、前回決勝の再現。イチロー、岩村ら左打者に本来の当たりが出ていない日本打線が、先発が予想される大型左腕チャプマンをどう打つか。 キューバは1次ラウンドで3本塁打のセペダや打率5割3分8厘のセスペデスらが絶好調。下位にも好打者がそろっており、得点力は高い。日本は先発が有力の松坂ら投手陣を中心とした守りの野球でしのぎたい。 韓国は4番・ メキシコは1次ラウンドの防御率が16チーム中15位の10・74。失策数35も16位で、守りに不安を抱える。打線が抑えられるようだと苦しい戦いを強いられる。 ◆2組◆ 本命同士が初戦で当たる。最も安定した戦いを見せているのが、ホームで3連勝したプエルトリコ。投手陣がさえ、計27回でわずか1失点。四球も8に抑えた。5安打5四球のデルガド(メッツ)らベテラン打者も好調で、打線がつながり出せば手ごわい。戦力的に充実している米国打線が、いかに攻略するか。主軸C・ジョーンズ(ブレーブス)は右脇腹痛から回復途上だが、3試合で24得点の打線はパワーと確実性を兼ね備え、弱点は少ない。計6投手が失点を許している救援陣が不安要素。小差のゲーム展開で終盤を迎えたくないところだ。ベネズエラは打線の看板である本塁打王のカブレラ、一昨年の首位打者のオルドネス(ともにタイガース)コンビの調子が上向き。投手層が薄いだけに、打ち勝つ展開が理想だ。オランダは4試合で6得点、打率1割5分超。波乱の再現は、打線の奮起次第だ。 ◆松坂、キューバ圧勝にも淡々◆ 15日(日本時間16日)の先発が予想される松坂は、12日のキューバ―メキシコを、夕食をとりながらテレビで見たという。キューバがコールドで圧勝したことにも「相変わらず打つな、という印象は変わらない」と淡々と話した。 (2009年3月14日23時03分 読売新聞)
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