現在位置は
です

本文です

決戦再び、松坂が“加速”…気迫と技術でキューバ圧倒

キューバ戦で好投した松坂(米・ペトコパークで)=吉岡毅撮影

 日本6―0キューバ(WBC2次ラウンド1回戦=15日)──前回決勝の再現となった2次ラウンドの松坂は、ギアが何段も上がっていた。「前回と同じような気持ちで投げた」。その言葉のままに、気迫と技術が詰まった6回無失点だった。

 7日の韓国戦は「おとなしく入ってしまった」という。今度は、力を出し惜しみしなかった。一回、不運な当たりもあって一死一、二塁となったが、4番ペラサ、続くグリエルを、速い球で詰まらせ外野フライに仕留め、波に乗った。

 「特に力を入れた」という直球が走った。米国の硬いマウンドにも慣れているせいか制球も良く、無四球の上に8三振のうち5個が見逃し。このうち三つは直球で奪った。肝心な場面で直球が良ければ、シュートやスライダーなど多彩な変化球も効果絶大。「相手の積極性を利用した」という、硬軟織り交ぜた絶妙の組み立てで、キューバ打線のタイミングを完全に崩した。

 大会の球数制限に加え、レッドソックスからも厳しい球数の制約を受けた。米国での練習試合の登板も断念したが、「中7日はシーズン中もある」と淡々と調整した。

 投手陣のリーダーにふさわしい力投。2次ラウンドではもう登板はなく、「僕は準備をするだけ」と、他の投手に4強入りを託した。「感謝しきれない」と絶賛した山田投手コーチだけでなく、エースの思いはチーム全体に伝わったはずだ。(萱津節)

2009年3月16日11時45分  読売新聞)
特集 WBC
WBC 組み合わせ・結果
WBC PDF号外 
選手名鑑 日本代表
特集 WBCグラフ 
WBC 結果・1球詳報 

 ピックアップ

トップ
現在位置は
です