イチロー“神が降りた”決勝打、原監督「生涯忘れない」日本5―3韓国(WBC決勝=23日)──ジャパンの顔が大役を果たした。 延長十回、自ら放った決勝打に、「神が降りてきました」とイチロー(35)。苦しみを乗り越えた 3年前の大会では、全試合で安打をマーク。しかし、今年は、バットに思うような快音が戻らなかった。「個人的には想像以上に苦しみ、つらさ、痛みを感じた」と胸の内を明かした。 それでも、いったんユニホームに袖を通すと、気後れすることなくリーダーとしてチームを鼓舞した。決戦前の円陣では「世界一行くぞ!」と声を出した。「王座を守るのではなく、奪いに行く」。その思いだけは最後までぶれなかった。 優勝セレモニーの後、ロッカールーム内で行われたシャンパンファイトで、自然に「イチローコール」がわき上がり、胴上げされた。チーム最年長の稲葉篤紀(日本ハム)は「イチロー君が引っ張ってくれた」と話し、原監督は「あのセンター前は生涯忘れない」と最高の賛辞を送った。 昨季まで8年連続200安打の大リーグタイ記録を達成した世界屈指の安打製造機が、また一つ、大きな勲章を手にした。(ロサンゼルス、佐藤毅) (2009年3月24日23時10分 読売新聞)
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