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“疑惑の審判”米・メキシコ戦でまた誤審…球場は騒然

 【アナハイム(米カリフォルニア州)=下山田郁夫】米国―日本の試合で日本の勝ち越し点を取り消した“疑惑の審判”・デビッドソンが、16日の米国―メキシコ戦でも誤審を犯した。

 三回、メキシコの先頭打者・バレンズエラの右翼への大飛球は、右翼ポールの高さ3メートルの位置に当たり、右翼へ跳ね返った。ルール上は本塁打だが、この日、一塁塁審を務めていたデビッドソンが、本塁打のコールをせずにインプレーに。二塁打になった。

 メキシコベンチの抗議に対し、審判団が協議したが覆らず。さらに、メキシコベンチは、ボールについたポールの跡を示して再度抗議したが、判定は覆らなかった。

 球場内の各所に設置されたテレビモニターでも右翼ポールに当たるシーンが何度もリプレーされたため、観客席は騒然。球場のプレスルームでも、各国の記者が「野球のルールが変わったのか」と大会本部に確認に走るほどだった。

 この後、二死をとられたメキシコだったが、二死二塁からカントゥが中前に適時打。メキシコの先制点が入った。

 デビッドソンは、この日の二回の米国の攻撃でも、無死一塁から左飛で飛び出した一塁走者の帰塁が遅かったにもかかわらず、セーフの判定。これがこの日2度目の「?」付きの判定だった。

2006年3月17日12時14分  読売新聞)
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