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    ジュニア記者が、様々なニュースを取材して記事を掲載します。

    自己紹介、友達作りのコツ

    話題は掘り下げて/笑顔は目尻下げる

     新たな生活が始まる4月。進学やクラスえで、はじめて会う人と言葉を交わす機会きかいが多い時期です。話し上手、聞き上手になるための講座こうざを開いている「ダイレクトコミュニケーション」(東京都東村山市)で講師こうしつとめる臨床心理士りんしょうしんりし亀井幹子かめいみきこさん(25)に、自己紹介じこしょうかいの仕方などを学びました

     まずは、取材しゅざいの初めにわたしたちから自己紹介をしました。「好きな食べ物はジャガイモです」と話したジュニア記者。さっそく亀井さんから「『とくに肉じゃがが好きです』と少しり下げて話すと、聞いている人の印象いんしょうに残りますよ」とアドバイスをいただきました。

     大勢おおぜいの前で上がってしまいがちなジュニア記者には、「体の緊張きんちょうは心の緊張につながります。まずは体をほぐしてみて」と亀井さん。どうしても緊張してしまう時は「私、いまとっても緊張しています」と話すのもアリだそう。自分の緊張がけるし、後から「実は私も緊張してたよ」と共感きょうかんしてもらえることがあるからです。

     「自然しぜん笑顔えがおで、猫背ねこぜにならないよう、背筋せすじをまっすぐに」が自己紹介のときの基本きほん。笑顔を作るときは、口角を上げても、目がわらっていないとかえってこわいので、目尻めじりを下げるようにすると自然に見えます。たくさんの人の前で話す時、どこを見ていいのかわからない場合は、「目線が合いそうな人を見ると、自然に見えますよ」と教えてくれました。

     次は、自己紹介の後に友達ともだちになりたいクラスメートへの話しかけ方を、亀井さんを相手に実践形式じっせんけいしきで学びました。「さっき抹茶まっちゃのお菓子かしが好きって言っていたけど、私も抹茶プリン好きなんだ」と話しかけたジュニア記者。亀井さんから「相手の自己紹介に関連かんれんしたものは、その人の話を聞いていたということがつたわるので、とてもいいですね」とほめられました。相手が何を話したかわすれてしまった時でも、「話しかけやすそうだと思って」と話しかけると、相手もうれしく感じるそうです。

     相手の持ち物やチャームポイントを見つけて、「かわいいね」や「似合にあっているよ」などと話しかける方法もあります。実際じっさいに亀井さんから「そのめがね、すごく似合っているね」と言われ、とてもうれしい気持ちになりました。サッカーが好きなジュニア記者からは、「好きなサッカーチームのグッズを持てば、そのチームのファンの友達ができやすそう」という提案ていあんがありました。

     話す内容ないようにもポイントがあります。「数学が苦手なんだ」など、自分の弱みを見せたジュニア記者。「相手との距離きょりちぢまるのでいいですよ」と亀井さん。特技とくぎを話す時は、「走るのが得意」よりも「走るのが好き」の方がベターだそう。前者だと、どのくらい速いのか、などときそい合いになってしまうことも。後者だと、「短距離たんきょりと長距離のどちらが好き?」と、会話が続きます。

     毎年新しいクラスで行われる自己紹介。今回学んだことを生かして、自分を知ってもらい、友達を作りたいと思いました。。(高1・西沢桃佳、中3・山下礼雄、中2・浦田凛、中1・平野裕大記者、撮影=栗原怜里)

    2017年04月17日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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