文字サイズ
    ジュニア記者が日々の体験について自由につづるコラムです。

    10代役者の歌舞伎に舞台の醍醐味…高3・伊藤記者

     先日、2人の若手わかて歌舞伎かぶき役者を取材しゅざいし、後日彼らが出演しゅつえんする公演「SUGATA」を見に、横浜市の神奈川芸術劇場げいじゅつげきじょうに行った。年齢ねんれいに合った役が少ないため、歌舞伎の本舞台ぶたいへの出演の機会がってしまう10代の若手が、メインの役をつとめる貴重きちょうな場だ。

     歌舞伎関係かんけいの舞台を見るのははじめて。音楽や照明しょうめいなどが作り出す独特どくとくの空気感と、役者の多彩たさいな動きや表情ひょうじょう、目まぐるしく変わる展開てんかい面白おもしろさに圧倒あっとうされた。観劇後は、心地よい疲労感ひろうかん充足感じゅうそくかんがあった。

     特に印象いんしょうのこったのが、舞台と会場との一体感だ。観客は役者の演技に、時にわらい、時に息をのむ。そして役者は、観客の反応はんのうを受けて、さらに高揚こうようしたパフォーマンスで返す。役者たちが観客と真剣しんけんわたり合う姿すがたに舞台の醍醐味だいごみを知った。(高3・伊藤瑞穂いとうみずほ記者)

    2018年04月24日 05時20分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    おすすめ
    PR
    今週のPICK UP