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    特集

    読売中高生新聞の企画・連載をお届けします。
    受験生へエール

    過去問と戦術…和田秀樹さん(上)

     読売中高生新聞1月30日号の特集は「受験」。この冬を耐え、サクラ咲く日を待つ君に、飛びきりスペシャルな3人がエールを送ります!

     このページでは、「受験本番に勝つ! 77の作戦」(ブックマン社)などの著書があり、“受験の神様”と言われる精神科医の和田秀樹さんが、受験直前にやるべきことや、試験当日に不安やプレッシャーをはねのけて持てる力をフルに発揮する四つの“必勝術”を大公開!!

     〈上〉、〈下〉の2回で掲載します。

    ▽この人からのエールもチェック


    「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」に登場する「ビリギャル」小林さやかさん
    「オール1先生」宮本延春さん

    過去問で自分の位置を知れ…最後まで力は伸びる

    • 和田秀樹さん
      和田秀樹さん

     受験学力は、学校のテストや模擬試験の結果と、必ずしも相関関係にない。大学受験では、志望校の過去問に対応する実力をつけることが大切だ。

     学校ごとに、問題の傾向に特徴があり、クセもある。過去問を、試験の制限時間通りに解いてみて、合格者最低点と比べて、自分がどれくらいの位置にいるか確かめよう。すでにクリアしている人もいれば、「まだ」という人もいるだろう。

     やる気が高まっている受験直前期の10日間は、夏休みの1か月分に相当するほど、多くのことを吸収する。自分の「穴」を見つけ、埋めていくことで、最後まで実力は伸びていく。

    まずは解ける問題から…「戦術」決めて気持ちに余裕

     特別な精神力は必要ない。平常心で臨むことが大切だ。試験では、まず解ける問題から手をつけよう。最初の問題で手が止まるとパニックの原因になる。1問でも解けると、過度な緊張から抜け出せる。

     過去問で問題傾向を把握して、どの順番で解いていくか戦術を立てることも重要だ。スポーツでも監督の差配の良し悪しで勝ったり負けたりする。

     解く順番や時間配分などをシミュレーションしておくといい。英語なら「長文を最初にやった方が得点が高い」とか、国語なら「漢字や語句問題から」など、自分が解きやすい方法を見つけよう。そうすることで精神的に余裕ができ、試験当日もパニックに陥る可能性は低くなる。

     また、受験までは毎日のように「大丈夫、絶対に受かる」と言い聞かせること。気持ちで優位に立つ人は強い。

     (つづく)

     残り二つのアドバイスは、(下)に続きます。

     

    プロフィル
    和田秀樹(わだ・ひでき=精神科医)
     1960年生まれ。東京大学在学中から受験指導に携わり、現在も、代表を務める通信教育「緑鐵受験指導ゼミナール」などで、自身の経験に心理学を取り入れた実践的な勉強法を紹介している。
     著書「ケアレスミスをなくす50の方法」では、ミスの原因を説明しながら、豊富な実例や図解をもとに、ミス防止のノウハウを徹底伝授している。今日からすぐに実践できるテクニックが満載の一冊。

     

    ▽この人からのエールもチェック


    「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」に登場する「ビリギャル」小林さやかさん
    「オール1先生」宮本延春さん

     


    2015年01月29日 19時25分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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