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    特集

    読売中高生新聞の企画・連載をお届けします。
    キャンパス アート アワード

    絵画コンテスト「キャンパス アート アワード2016」

     読売中高生新聞と文房具メーカー「コクヨ」は“地元のイチオシ”を絵画にするアートコンテスト「キャンパス アート アワード2016」を開催中です。グランプリ作品は、あのキャンパスノートの表紙になる夢企画。「読者のみなさんにぜひ、楽しみながら参加してもらいたい」。そんな思いから、絵の才能あふれる審査員2人に絵を描く喜びと楽しさを聞きました。

    相手喜ばせる絵の力

    芦沢ムネトさん

    • 芦沢ムネトさん
      芦沢ムネトさん
    • フテネコ
      フテネコ

     昨年もコンテストの審査員を務めさせてもらい、とても楽しかったです。グランプリ作品がステキなノートになり、ラジオ番組で漢検2級を受ける時、漢字の練習でみっちり使わせてもらいました。

     絵は、小さい頃から好きでした。四つ上の兄がドラゴンボールの漫画を描いていたので、一緒に描いて遊んでいましたね。小学生のころはノートに絵を描いては友達を笑わせていました。

     今、描いているのはフテネコというキャラクター。2011年頃にツイッターでイラストを発信している時に偶然、生まれました。カッコ良いことを言う、はげたサラリーマンのイラストの隣に猫を添えたんです。そしたら、その猫がなんだかシュールで面白いなと思って。

     それがきっかけでギターを持ったり、バンドやったりする猫を描くようになったんですが、いろいろな人が、「この猫おもしろい」って広めてくれたんですね。フォロワーも最初500人くらいだったのが、2万人くらいまで増えましたね。最初はなかった名前も、友人が「フテネコ」とつけてくれました。

     絵を描いていてうれしいのは、やはり相手が喜んでくれる時。ある時、似顔絵を描いて渡したら、「幸せそうな自分を描いてくれてありがとう」と泣いて喜ばれたこともありました。絵の力ってすごいですね。

     絵には言葉はないけど、伝える力がある。今回のコンテストでは「自分はこんなに(地元のイチオシが)好きなんだ。見る人も好きになって」という熱い思いを僕たちに届けてほしいですね。

    芦沢ムネト(あしざわ・むねと)/お笑いグループ「パップコーン」リーダーで、「フテネコ」のイラストの作者としても知られる。東京都町田市出身。

    ファンの声 うれしい

    勝木光さん

    • 「ベイビーステップ28巻」(c)勝木光/講談社
      「ベイビーステップ28巻」(c)勝木光/講談社
    • ベイビーステップのネーム(下書き)段階の原稿
      ベイビーステップのネーム(下書き)段階の原稿

     審査員の話をいただいた時、グランプリ作品がノートの表紙になると聞いて、とてもいいなと思いました。選ばれた人はすごくうれしいだろうなと。

     漫画家だからよく分かるんです。原稿が完成した時も確かにうれしいですが、印刷されて実際に商品になり、誰かが手に取ってくれるというのが一番うれしいんですね。

     漫画を描く楽しさを知ったのは、小学4年くらいの時。4コマのギャグ漫画を描いたら、友達やきょうだいが笑ってくれて。完全にハマりました。授業中もノートをとりながら、裏側にはみんなに見せるために、漫画を描いていましたから。

     その気持ちは今も変わりませんね。ファンから「おもしろかった」「漫画の影響でテニスを始めた」という声が寄せられる度に、「この仕事をしていて良かった」と感じます。

     「地元のイチオシ」がテーマの今回のコンテストは自分の好きなものを、まわりの人にアピールする企画です。それってある意味、漫画に似ています。どんなに自分がいいと思っても、伝わらなければ意味がない。

     では、いかに受け手に自分の思いを伝えるか。そのためには、受け手の視線を意識して「わかりやすく描く」ことが一つのポイントになります。

     例えば「情報量」。絵に情報量が多すぎると一番見せたいのはどこか分かりづらくなりますよね。お寺でも全体を漫然と描くのではなく、「お寺のここを見てほしい!!」と焦点を絞るといいと思います。

     みなさんだからこそ描ける個性的な地元のイチオシと出会えることを楽しみにしています!!

    勝木光(かつき・ひかる)/漫画家。神奈川県藤沢市出身。2002年、『ダチョウの飛ぶ空』でデビュー。07年から週刊少年マガジンで連載中のテニス漫画『ベイビーステップ』では主人公のエーちゃんがキャンパスノートを愛用。

    作品募集中

    【テーマ】My Sweet Home Town~地元のイチオシ~
    【応募資格】中学生、高校生
    【応募条件】作品は画用紙八つ切り(271×382ミリ)またはB4判(257×364ミリ)、B5判(182×257ミリ)。パソコンなどを使ったグラフィックデザインや写真は不可。
    【表彰】グランプリ(1作品)、読売中高生新聞賞(1作品)、コクヨ賞(1作品)、地区優秀賞(6作品)
    【応募期間】6月1日~9月9日(当日消印有効)
    【結果発表】2016年11月下旬予定
    【共催】コクヨ、読売中高生新聞
    【後援】観光庁
    ※作品の応募先や注意事項はこちら⇒

    2016年08月09日 14時27分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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